並ぶんだからいいじゃない

連休に向けて、新幹線のチケットを買いに行ったら緑の窓口けっこー並んでる。まあ仕方ない、並ぼう。

 

しばらくしたら駅員のおっさんがやってきて「お客様ご用件は?」ていうので、特急券を買おうと思ってまして、というと「じゃあ自動券売機使ってもらえませんか?」と。えー、やだー!

だってさ、自動券売機ってポチポチやりながら日程と時間帯選んで、あーこの号車だと連番の席空いてないわ、次の号車・・もとい次の時間帯・・みたいなことやるじゃないですか。しかも後ろつかえてるから「早くやれ」オーラを受けながらの作業でしょ?それがイヤだから有人対応のこの列に並んでるのよ、俺は。

「お客様、自動券売機を。カードも使えますから。」って。駅員の猛プッシュ。うう・・そこまで食い下がられると周りの目も気になっちゃう。しぶしぶ自動券売機を使うことに。俺はなんと、弱い人間なのだろうか。

 

ポチポチやって、ああ、この時間帯は空き席ないや・・とかやり続けて5分以上くらいかかっちゃって、ようやく購入や!てなったら「ただいまの時間帯、カードは使えません」て出たよ。出・た・よ。

おうコルァ!駅員!て周りを見渡したけど、さっきのおっさんいないでやんの。ちょっと待ってくれよ、あの駅員、ただ俺の時間を奪っただけじゃないか。そんなのもう妖怪と同じ類よ?妖怪時盗(ときぬすみ)よ?ちくしょう、鬼太郎さんを、呼んでやるからな!!

いかん。俺はおっさんだ。おっさんが怒ったらめんどくさいだけだ。フーフー言いながら怒りを沈め、自動券売機を諦めて有人対応に並びなおそうとしたら、列がさっきの倍くらいの長さになってて。そんな日曜日。

あとの祭りとはまさに

今年はまじで、本当に嘘偽りなく、気づいたらエイプリルフールが終わってた。

毎年毎年、気の利いた嘘でひと笑いとりたい!と思ってたのだけど、今年はそんなことを考える間もなく、娘の面倒をみていたら一日が終わった。その事実に気づいたのは翌日のニュースで「各社がエイプリルフール企画を実施しました」みたいなのを見たときだった。

 

物事は前向きに捉えたい。つまり私は、もうエイプリルフールなんぞに一喜一憂する年齢や立場ではなくなったのだ。

例えば「あなた今日誕生日でしょ?」「え?あ、そうだった!」みたいなやり取りに、俺ちょっとあこがれてるみたいなとこあるのだけど、それと同じようにエイプリルフールを忘れてしまうほどに、日常が充実してるってことなのではあるまいか。(ちなみに現在34歳、自分の誕生日を忘れたことなど一度もありません。残念。)

 

そんなわけで2017年度はひとつオトナになってスタートしたってことにしたい。俺は振り返らない。どんどんオトナになっていく。

そしてオトナだから、そろそろ届く固定資産税の振込用紙のことが気になっている。俺は、その程度の小さなオトナになった。なっちまったよ、よろしくね。

ウェイクアップ!マイワイフ2

わかってる。子供を寝かしつける時にそのまま寝ちゃうのは、子育てあるあるだ。うっかり寝ちゃうこと、あるよね。ただ、平日週3でそれが発動すると、私も、しんどいのです。

 

こないだ、今日は遅くなるから、夕飯用意してくれなくてもいいよと奥様に伝えたところ、「家で食べるんだったら、作っておくよ」って。めっちゃ優しくないですか私の嫁!なんと素晴らしい私の、嫁!

ところが帰ったらぐーぐー寝てる。メシなしどころか、テーブルには奥さんと娘の夕食たべっぱなし。結果的に、洗い物を経て、自分でメシ作って食った。メシつくるつくる詐欺や!

 

こんなことがちょくちょく起こるので、勇気を出して相談した。あのね、週3で寝ちゃうと、俺も負担が大きいのね。だから、まずは週2にしない?まずはできることから、やってみようよ、と。そしたら奥様「わかった、任せろ」くらいの。なんて頼もしい、俺の、嫁!愛してる、俺だけの、嫁!!

 

だがその日の夜、奥様は、またも娘と深い眠りに落ちてしまった。

 

「今夜、うまいパンを焼くから、明日の食パンは買わなくていいよ」と言っていた奥様。しかし今夜はもう、過ぎていく。よーし落ち着こう俺。まずは今から、パン買ってこよう!