ショートカットしすぎ

痴漢の冤罪ってのが問題になっている。電車通勤のサラリーマンみなさまには他人事ではないし、私もできるだけおっさんだらけの車両を選ぶようになったよ。おっさんに囲まれる通勤の、なんと安心なことよ。臭いけど。

 

んでtwitter見てたら、とある女性の「冤罪は、一部の変態がいるから、大多数の真面目な方が迷惑を被っている」という核心をついたツイートがあった。そうね。

「私も変なおっさんに出くわしたことがある。コートで隠して下半身を見せてくるおっさん、電車で尻を触るおっさん、道を聞くフリをして胸を触るおっさん」と。そうか、そういうおっさんに遭ったら、女性としてはやっぱり怖いよね。だから痴漢も怖いよね。

 

ごめんちょっと待って。道を聞くフリして胸を触るおっさん!?なにそれ!?

「道を聞く」から「胸を触る」までのステップって、相当あるでしょ?さすがのジローラモもそのショートカットはできないと思うんだけど、おっさんはやってのけるんだよね?すげーな。おっさんの鬱屈したエネルギーと行動力には頭が下がる。

 

しかし私もおっさんのはしくれ。いずれこんなおっさんになってしまうかもしれない。ダメだ、そうなっては。そして今日も強烈な自制心を持って、人に迷惑をかけずにしっかり生きようと自身に言い聞かせ、おっさんだらけの車両を選んで乗るのです。

今日も臭いな〜!まあでも、きっと俺も、臭いんだろうなー!

成長する娘、しない父

朝保育園に行って、着替えや歯ブラシの準備を娘と一緒にしたあと、先生に娘を預ける。この時娘はたいてい一度、私にべったりと甘えてくるんですね。

よし、それじゃあ今日も頑張ってね、と言うとコアラのように足にしがみついたり、「だっこ!」と怒ってみせたり。ひどいときは泣き出して、ごめんな、おとしゃんお仕事行かなきゃだから・・ってひっぺがして先生に預けるんですね。


しかしここのところ、娘がスっと離れ、「いってらっしゃい!」てなった。つまり、成長した!おねえちゃんになって、えらい!


のだけど、父としては寂しい。あんなに甘えん坊だった娘が、成長してしまった。こうして中高生に向かって、少しずつ父との距離は遠のいていくんだなあ・・。

でもいい。おとしゃんはいつか、娘との距離ができるもの。遠巻きから娘を見守る時間が、いずれきっと必要なんだ。その日のために、私も成長しないといかん!娘に嫌われはじめる第一歩、それが今なんだ!と思って勇んで保育園を出た。

 

そしたら窓から娘が顔を出して「おとしゃーん!がんばれー!」って。うん、仰るとおりおとしゃん、いろいろがんばるからな!いってきまーす!

うちの奥さんは癒し系

かわいい女の子って、くしゃみする時もかわいいじゃないですか。「ぷしゅん!」てかんじで、両手で口元を押さえて、あらかわいい!一方、おっさんのくしゃみってなんであんなに最悪なんですかね。もうイライラしてしゃーないので考えてみました。

 

まずね、くしゃみの「はくしょん!」てのは、2分割することができると思うんです。「は」と「くしょん!」のふたつに。ここまで良いですね?異論ないですね?

で、後者の「くしょん」って、自分じゃコントロールが難しいじゃないですか。これはもう、カラダや鼻、口の大きさなどなどによって音量が決まるような気がします。ここまでも良いですね?

 

そう、問題は「は」の方ですよ。これはさ、コントロールができるはずなんです。みんな実感として「まあそうかも」って思えるはずだし、「は」と「くしょん」のどっちかを必ずガマンしてください、っていったらみんな前者を選ぶはず。はずなんだ!

にも関わらず、おっさんて「ハ!」ていうでしょ?いや、もっとこう、ムカつく感じの「ヘァッ!!」みたいな、「ッハアッ!!」みたいな。びっくりするようなすげー大声で。実際ビビるし、その第一声は絶対ガマンできるのよ。できるのにしてないのよ。ダメだよおっさん!

 

やっぱりそういうところに気を配れなくなるのがおっさんたるゆえんだし、自身も気をつけねばならん!と強く思った。思ったんだけど、一方で我が家では奥様が「ッヘァッ! ディグシャーーーイ!!」ってくしゃみしてて、うんうん。元気いっぱいだね!

それでは曲の方いってみましょう。「全部抱きしめて」。