東横線の学生に告ぐ

合コン帰りではしゃぐなよ、学生。女子諸君もまんざらでもなさそうなツラしてんじゃないよ。一緒にいるその男子学生、エロいことしか考えてないぞ。だったら35くらいのおっさん捕まえて適当に付き合った方がうまいもん食えるし知見も広がるぜ?まあ、残念なことにおっさんもエロいことしか考えてないけどね。

なーんて、思ったりすることも減ってきた。俺は少しずつオトナになっているのだ。今ははしゃげ学生!でも社会出て、ボコボコにされたとき、そこが君たちのスタートラインだぞ!

って思ってたけどやっぱダメだ。もーなんか、大学デビューしたいしたい!エロいことしたいしたい!感出まくってる子が居てね。声すげー張るのな。やー、まあ君の気持ちはわかんないでもないけど、そんな張んな。「まじで?一緒いこーよ!」とか言うな。お前のそれは、とてもイタいのだ。

で、結局女の子たちはざざーっと出て行ってしまって、イケてなさ男ひとり、東横線に残った。あんなに声張ってたのに、しゅんとしちゃってる。
まあね、世間て厳しいし、環境が変わればうまくいくもんでもないのよ。だから少しずつ、またがんばってこーぜ。じゃあとりあえず、その足みたいな腕を見せびらかすタンクトップをやめろ。