教科書のようなダサさ

後輩女子が俺んとこに相談にきた。「来月の社内ゴルフコンペ、ぜんぜん人が集まらないんですよ、困ってしまって」。ああ、そういえば今年のコンペの幹事か、ごくろうさま。ウチのチームの人、チームミーティングで呼んじゃえば?「あ、それはいいですね!」

 

で、チームミーティング。「来月のコンペ、出てほしいんです!」って。そしたら課長もメンバーも、苦虫丸出しな。まあ、色々理由はあるんだろうけど、行きたくないんだろうね。

 

「いや、まず俺、そもそも行けないって言ったつもりだったんだけど・・」「自分は、まだ始めたばっかりで、ラウンドするには早いというか・・」「え、そうだっけ?こないだ回ってたじゃん?いくつ?」「130くらい・・」「いや、じゃあ別に問題ないだろ、行けよ」「えー・・」

 

こんなダサいやり取りをしてたので、課長がしびれをきらして一喝した。「ここはひとつ、俺ら全員参加すべきだろ」って。うわー、カッコいいなー課長。憧れるわー。

 

そしたら主任が「いやすいません、僕花粉症がヒドいんで、ちょっと来月はほんと無理です」って。花粉症!?えーそんな理由で断るのダサすぎでしょ主任、て思ったんだけど課長が「あ、俺も花粉症だ。えー、どうしよう・・」って。行くんちゃうんか。

 

最終的に後輩女子が「もういいです」ってなっちゃって。あー待て待て。じゃあこうしよう、定時までに各自決めて連絡!どう?ったら課長が「定時までに決めるのも今決めるのも変わらねぇだろ!」だって。「だったら今すぐ決めてくださいよ!」「いや、うーん」「ほらー、いつまでたっても決まらないですよ、もういいんです」「いや、じゃあ定時、定時に!」って。くだらねー!

 

翌日、定時までに連絡来た?って聞いてみたら「いえ、全員ノーレスです」って。むちゃくちゃだせぇー!!