なんで勉強しなきゃいけないの?

これを読んだよ。ちょっと前のエントリだけど。

下から7割の人のための理科&算数教育 - Chikirinの日記

 

さて、実際に自分に子供が出来た時に「なんで勉強しなくちゃいけないの?」と聞かれた時のアンサーを持っておきたい。なぜならば俺自身が、なんで勉強しなくちゃいけないの?と常に思っていたから。生きていく上で、いま学んでることは必要なのか?と思うことが、多々あった。

 

そして父ちゃんは考えた。子供には「君の勉強していることは、こういうシーンで使われるんだよ。おかげで父ちゃんが役に立っている場面は○○だよ」ということをちゃんと教えてあげないといけないんではなかろうか。ゴールが見えているのとそうでないのと、で、そのプロセスが熱を帯びるかどうか変わってくるんじゃなかろうか、と。

 

例えば数学の場合。

足し算や引き算は簡単だ。だって生きてたら絶対使うから。

分数計算は?世の中には「3割引でご奉仕!」とか「金利0.775%」みたいなシーンがある。だから掛け算、割り算は知っといて人生に損はないね。

かなりぶっ飛んで微分はどうか?微分ってのは、傾きを出すための方法でね。曲線に接する接線が一体どんな傾きなのかを出すことができる。それはいわゆる、微少な変化を切り出すってことだ。そしてその逆が積分だ。って言われてもピンとこないだろ?一番わかりやすいのが加速度、速度、位置の実例で、うーんと、じゃあ物理の教科書と紙とペン持ってきて。

 

みたいなことを丁寧に説明してあげたい。きっとそれでも「そんなの生きていく上で必要ないんじゃないの?」とか言われるだろうから、果たしてそうかな?ってことを伝え続けたい。めんどくさい親父として、君臨したい!

 

ところで、保健体育についてなんで勉強しなきゃいけないの?ってなったらどうしよう。けっこー考えたのだけど、うまい回答を俺まだ持ち合わせていない。全国の両親が直面する問題のはずなのに!うーんと、それは、お母さんにききなさい。お父さん、打ちっぱなし行ってくるから、ね!