父、連休をすべて潰すの巻

ゴールデンウィーク後半の4連休、私はすべて外出し、家族サービスの一切を怠ったことを、ここに自白いたします。

 

っていうのもね、僕バンドやってるんです。31歳だけど。んでバンドで作った曲を録ろうぜってことになって、まあどう考えても4日はかかりますね、と。それが去年の冬。

 

そしたら「おや、来年のGW後半にちょうど4連休がありますぞ」と。ってことで年明けすぐくらいに奥様にお伺いを立てましてね、やらせていただけませんか、と。

私感動しましたのは、奥様から「はい、じゃー私は連休お母さんに会いにいって、そのまま実家に泊まっちゃおうかな、レコーディングがんばって」って。認めて頂いた上に背中を押していただきまして。わー!出来た嫁じゃー!村一番の嫁じゃー!

 

そんでレコーディング開始。でも最中にメンバーが「やべー、嫁がやべー」って。なんで?って聞いたら「連休中ずっと『あなたは連休中、私をほったらかしていることを自覚しているのか』みたいなこと言われる、つらい」って。

だらしないなーお前、ウチの奥さんなんて最高だぜ、日々のコミュニケーションが産み出す信頼関係、プライスレス!みたいなことを自慢した。したった。

 

そしたらその夜、奥様から「あなたは私をほったらかしすぎていないのか」という叱責を受けまして。えーー!条約違反じゃないそれ!?いや、半年前くらいからお話したじゃないですか、とお伝えしたところ「そういうことじゃなくて、ちょっとサボりすぎじゃないのかと言っておるのだ」と。

 

こうなると私に残された手法は全面降伏しかない。大変申し訳ございませんと。それでは明日以降のレコーディング中もLINEを中心とした連絡を怠ることなく、マメにご連絡などをさせていただき・・みたいな打開策を伝えたところ「いや、マメな連絡は返信がめんどくさいからいい」だって。あ、詰んだ。