エイプリル・オニール

4月1日にちゃんと嘘つけたこと一度もないよ。気づいたら過ぎ去ってるよ。毎年そうだよ。

いや、でもこれでいい。身の丈にあっている。
なぜならば4月1日に嘘をつくというのは、「全国規模で展開されている大喜利に参加する」ということであり、スベろうもんなら日本中から非難を浴びることすらあるはずなのだ。

つまりね、「信憑性があり、ウィットに富み、人を不快にさせず、かつ笑いを取れるウソ、さあどうぞ!」って言われて、俺なんかできっこないよ。
だから4月1日が過ぎ去ってくれることに、もしかしたら安堵しちゃってるかもしれない。いい。それでいいんだ、俺は。

でも、きっと、来年こそは。毎年そう思っちゃうし、今もそう思ってる。俺はあきらめが悪い人間だ。というわけで、1年待ってください。来年こそは、きっと、たぶん!