ハロウィンと善意

渋谷では結構最悪のイベントになってきてますね、ハロウィン。ハッピーハロウィン。軽トラひっくり返すって、ゲリラが勃興している地域とかで起こることなんじゃないのかね。やべーなJAPAN。

 

一方で、渋谷に繰り出さない私ども「子持ちチーム」にとっては、子供達に仮装させて、お菓子をもらう、という本来あるべき楽しみ方をする日でございます。商店街も子供達に向けてお菓子をたくさん準備してくださっている模様。

ただ、子供達、アメやチョコをもらえるところでめっちゃくちゃ並ぶんだけど、とある店でその行列が半端じゃなくて、初期クリスピークリームドーナツか!ってくらい並んでる。

 

長き行列を乗り越えた先に、もらえるのアメとかチョコですよ。ごめん、大人の感覚で物申しますと、全然割にあわねぇ!そこで長女に相談したら「何言ってんのパパ、並ばなきゃもらえないんだよ?」だって。ダメだ、話の通じる相手じゃなかった。

耐えかねてこの行列の原因を探ったところ、チョコを配るオペレーションの悪さよ。3人くらいで「アメとチョコを出す」「分ける」「袋詰めする」を役割分担すればいいのに、人の良さそうなおじさん1人で全部やっちゃってる。なんだよ、おじさんが善意で溢れてるから、何も言えねぇよ!

 

きっと親御さんたち全員「なぜこんなに並ぶ必要があるのだろう」と思っているはず。でも仕方ない。そこには子供達の純粋な「お菓子がもらえる!」という喜びと、1人で頑張る悪気のないおじさんがいる。ここに口を挟める人間など、存在しないのだ。

 

苦労して手に入れたアメ、娘に1個ちょうだい?と言ったら「え〜・・」と渋られた。うん、いいや、君が全部食べなさい。パパ、今日はもう、寝るわ・・。ハッピーハロウィン、来年は俺、あのおじさんを手伝おう。