アホの会話

実家に帰るとね、友達と飲みいくんですね。もちろん久しぶりに会う人間もいるので近況報告なんかをするわけですね。

 

「そんでお前、いまどんな仕事しとんの?」

どんな仕事・・うーん、まあ強いていえば広告営業みたいな仕事かね。

「広告営業てなんやの」

うーん・・。物を売りたい人がいて、売るお手伝いをするみたいな仕事かな。

「ぜんぜんわからんわ」

「もっと具体的にならんの?」

えっと、そうだなー。たとえばリンゴを売りたい人がいるとするやろ?

「リンゴ売りたい奴なんかおるか」

「いまさらリンゴ売るか」

いや、例えばの話ね。例えばリンゴ売りたい人がおって、

「だから具体的に話せって」

「誰がリンゴ売りたいの?」

じゃあ・・たとえば、フジイがリンゴ売りたかったとしましょう。

「なにリンゴ?」

「どういう品種よ」

えー!?品種の話、今要る!?

「具体的に話せっつったやないか」

「なにリンゴよ」

じゃあ・・ふじ。ふじリンゴな。

「フジイだけに?(笑)」

「お前・・腕上げたな」

うっさいわ、ほんでリンゴ売りたいですと、

「フジイ、梨のが好きやんなあ」

「まあ、リンゴよりはな」

おっけー、この話、やめよう!