俺がお前を、抱きしめてやる!

二女が生まれてさあ大変。奥さんはつきっきりなので、上の娘はどうしても後回しになっちゃう。そこで登場するのが、おとしゃんこと、私です。

 

よーし、パパと公園行こう!パパがごはん作るぞ!パパと風呂だー!って色々やってるけど、やっぱママがいいとか、なんか最近あたしの注目度低くない?みたいな不満もあるもよう。そりゃそうだよな。おねえちゃん、たいへんだね。

 

そんな最中に二女が泣いて、おおよしよし可愛いねぇ、と。夫婦ふたりであやして、ひと段落したので、よしお姉ちゃん、パパと歯磨いて寝よう!

ふたりでフトンに入って、明日も保育園頑張ろうぜ〜とか言ってたら、「ねえパパ、あたしもかわいいでしょ」だってさ。萌え死ぬわ。小さなカラダで、少しずつオトナの階段を上っておるのう。娘よ、ワシは頼もしいぞ!

ごめんねマリオ

正月に姪っ子とやったファミコンをどうしてもやりたいと言う娘3歳。なんだか気がひけるけど、まあ何事も経験っしょ!ってことでマリオにトライさせた。

 

1-1、恐る恐る進み、クリボー激突。あー。あの茶色いキノコをジャンプして踏みつけるんだよ、とAボタンの役割を教える。セカンドトライ、飛んだ、タイミング合わず着地、クリボー激突。「もうやだ」って。あきらめるのはえー!

 

いや君、もう一回やってごらんよと勧めたところ、「パパがAボタンやるならいいよ」と。まさか一体のマリオを2人で操作するなんて。その発想なかったわ。

して、トライ。クリボー、踏んだ、やったー!そしてずんずん進み、最初の穴でジャンプするも失速し落ちていくマリオ。自殺者やないか。
すると娘、「パパなにしてんの?ちゃんとやってよ」って。いや、君が右ボタンを押し続ければ落ちなかったのよ。「いいからちゃんとやって」。

 

こんな調子で1-3までたどり着いたのだから、俺たちは良くやった。

娘が生まれました 3

この日が予定日です、ってのはもう数ヶ月前から決まってたのに、その前後1週間に国内2ヶ所、海外1ヶ所の出張が決まった。世の中ってのはこうしたもんだ。

 

で、2人目だから予定日より早く生まれるんじゃないかってことで、前週の出張はひとつキャンセルさせてもらったのね。なのに一向に生まれず、ただ普通の日々を過ごしてしまった、会社で気まずっ。

 

こうなったらもう、俺が海外に居る時に生まれるんじゃないかってことでハラをくくっておばあちゃんを召喚して準備し、よし帰国後会おう!って思ってたんだけど、フライトの6時間前(深夜)に陣痛開始。世の中ってのはこうしたもんだ。

 

夜中にタクシー屋にガンガン電話するも、「いや、この時間に走ってるタクシーないっすよ」とか言われる。じゃあなんで24時間営業にするんだよ。

4社目くらいでなんとかタクシー捕まえて、家内を病院に放り込み、朝5時タイムリミット、空港へ!嫁と娘、頑張れー!

 

で、機内でインターネットつなぐ方法教えてもらったんだけど20ドルすんのな。背に腹だわってことで20ドル払って、「生まれたー!」って。ああ、本当に良かった。出張先に向かう飛行機の中で、もう帰りたい。