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新世界へのドアは、そこにある

東横線の先頭車両が女性専用になっちゃって、こちとら不便極まりない。

時間ギリで改札を抜けて、オッケー乗れそう!って思っても先頭車両は女性専用だからアウト、みたいな。あちらを立てればこちらが立たず、俺はいま、こちら側だ。

 

でもたまにさ、堂々と乗ってるおっさんがいるんだよね。俺なら耐えられない状況だけど、もうその表情に自信が溢れてる。間違いのない顔してる。

周りが女性だらけなんて興味ないのか、あるいは確信犯的な重度の変態なのか。

 

でもこうも考えられる。おっさん、乙女の心を持ち合わせてるのかもしれない。

いまハマってるのは自分磨きだし、毎日お局様の相手もたいへん。昨日はお気に入りの自作パスタを食べすぎちゃったので、今日はピラティスがんばるゾ!みたいなおっさんかもしれない。

 

だとしたら、まあ、女性専用車両に乗る資格が、ないわけでもない。ダイバーシティ的な考え方では、アリだ。男と女の境界線なんて、もう曖昧なものさ。

 

とか考えたりするけど、まあ乗れねえよ。つまり堂々と乗ってるおっさんは、新しい世界へのドアをくぐり抜けた人。そんなドアは、日常に潜んでいるものなんだね。