ヘルパンギーナにかかったら!

いつもどおり元気よく娘を送り出して会社につき、ん、ちょっと今日寒いかな?と思ったら、みるみる寒気が増して、ダルくなり、ふらふら。だがしかし、自慢じゃないが、社会人人生10年を超えて病気で会社を休んだのは食中毒の1回のみ。俺様が、こんな熱ごときに、やられてたまるか!

 

無理。つらい。ので保健室に行ったら38℃。「これねー、帰ったほうがいいよ~」って保健師さん、これ以上ないほど無駄をそぎ落としたアドバイスをくれた。なんとか都合つけて、帰宅することに。

 

いちおう、会社最寄のヤブ医者に行ったら、「うん、熱が高いね。解熱剤出しますんで、ちょっと様子見ましょう」って、いいねー、ブレないね。38℃超えてるのに様子見ろて!これ以上様子見ても、熱下がるだけだわ!未来じゃなくて、目の前にある現実の俺を、もっと見て先生!ねえ!

 

結果、そこから丸2日ほど身悶える。うおおおおーーって。ピーク時39度まで上がっちゃって、寝返りもつらい。おしっこいくのも命がけ!また一日中寝てるので腰にきちゃって、もうなにしててもダメ。様子を見に来た奥様に「リアルおじいちゃん」と言われ、うん、ワシはもう、だめじゃ、光子さん・・・。ああ、光子さん、ワシを、見捨てんでくれ・・・(ドア閉まる)。

 

んで丸2日を乗り越えて熱が下がってきたぜー!てなったら今度は喉が焼けるように痛い。焼けるようにっていうか、焼けてるんじゃない?ってくらい痛い。イメージとしては、クリームブリュレとか炙り〆鯖とかに焼き目をつけるガスバーナーあるじゃない?あれを喉の奥のほうにゴー!ってやったあとみたいな。いや、ほんと大げさじゃなく、そのくらいのイメージなの!まじで!

 

しんぼーたまらん!ということで信用できる耳鼻科へピットイン。すると「あーこれ手足口病ヘルパンギーナですわ」て。ヘルパンギーナなんてしらなかったから調べたら、喉の周りに口内炎ができまくる、みたいな事書いてあって。喉の周りに口内炎ができまくる!?それでかーーー!!ってこの痛みに合点がいくのだけど、特効薬とかないので耐えろ、とも書いてあって、え?現代において医学のソリューションが「耐えろ」のみなの?と。絶望した。ぼくは、ぜつぼうしたのです。

 

して、いま耐えているところの4日目。4日目だけどまだ快方に向かっている感じはまったくなく・・。奥様に「晩御飯どうする?」って、えーっと、アイスクリームを、食べさせていただけないでしょうか。そんな暮らし。みんな、ヘルパンギーナには気をつけて!