インクルーディング・かっこ悪さ

お仕事でいろんな方とお会いするんですけども。

 

こないだお会いした方は、米国の会社でバリバリやっていて、転職して日本に戻ってきて、新たな業界でバシッと活躍されている方でして。もう年齢もなかなかですから、一言一言に重みがあったよ。すごいね。

 

で、カッコよく「マクロ環境を調査した結果・・」みたいな話をしている時、机の上で彼のケータイが鳴った。でもまあ商談中だから、その電話を出ることはできないよね。で、俺気づいちゃったんだよ。その発信元が、「ぷうちゃん」て表示されてんのね。ぷうちゃん。

目の前で、ビシッとスーツを来たおじさんが仕事について語る。そこに電話をかけるぷうちゃん。

 

ぷうちゃんは誰なのか。娘なのか、奥様なのか、あるいは愛人なのか。誰であってもまあ、「ぷうちゃん」て登録しちゃうくらいだから「ぷうちゃ〜〜〜ん!」って猫なで声で接してることは間違い無い。ビシッとキメたスーツ、その向こうに、だらしない顔をするおじさんの姿を想像してしまう俺。

ぷうちゃんの存在が、スーパーエリートとしてバリバリ仕事をするこのおじさんと、ペーペーの俺との心の距離を、勝手に近づけた。「ここまででご質問はありますか?」というおじさん。ぷうちゃんって誰ですか?という質問は飲み込んだけど、このおじさんとは、いいお仕事ができそうだ!

教育の難しさ

アナと雪の女王は今でも子供達に人気が高く、ウチの娘も例に漏れずなんですね。「♪ありの〜ままの〜」て歌うんですね。

 

で、こないだ「♪ありの〜ままの〜姿見せ〜る〜の〜よ〜」っつって全裸になったんですよ、ウチの娘。そんなもん笑うやん。二人で爆笑ですよ。なにそれおもしろいー!!っつって。微笑ましいでしょ?

 

でも、「父親が喜んでくれる!」と思ったんでしょうね。その後スキあらば全裸になろうとするようになっちゃって。「♪ありの〜」いや、ちょっと、脱がんでよし!みたいな。娘としては良かれと思ってやってますからね。その気持ちは嬉しいんだけど、彼女を傷つけずにどう叱ればよいのか。父親って大変なんだなあ。

出品恐怖症

今更だけどメルカリやってみたのね。

 

で、やり方わかんないもんだから、奥さんに聞いてさ、ところでどんなの出品してんの?って聞いて見せてもらったら割と思い入れ深そうなものもバンバン出品してんの。え、これってあの時もらったやつじゃない?とか、これ娘が赤ちゃんの時に遊んでたやつじゃん!とか。

 

これが男と女の差なのか。思い出を捨てられない弱い男、次のステージに向かう強い女。なんだか愕然とした。私の妻も、やっぱり強い、強い、女性なのだ。

そのうちきっと俺も出品されるんじゃないか。そう思えてきたよ。だから誰か、俺が出品されたら買ってね。多分コメント欄、「ほぼ未使用」って書いてあると思うよ。