成長の実感
娘の食い意地がすごい。
娘、なぜか枝豆が大好物なので買って帰り、塩茹でして、少し冷ましてザルにあけたらもう最後。抱え込んで離そうとしない。
お父さん、ビール開けちゃったからちょっと枝豆食べたいんだけど、とお願いしても「だめ！おとうさんはだめ！」って。いやいや、一個！一個だけ！「だめ、だめーー！！」ってなる。
そうこうしてるうちにビール飲み干しちゃうし、部屋中に枝豆の皮が散らかってる。せっかくの休日が、だいなし。
翌日、奥さんが娘とクッキーを作るというので見てた。型抜きさせて、あら上手にできましたねーってやってて、じゃあオーブンで焼くから板の上に乗せてね、と言っても「やだ、だめーーー！」って。いや、焼かな食べれんで君、といっても「だーーめーーー！！」って。どうかしてる。
夫婦で必死の説得の上ご理解いただき、クッキーを焼いたのだけど、それを器に入れ替えた瞬間に所有権が移転した。「おとうさん、だめ、だめ！」って。ああ、これは、君のなのね。
夫婦ともにここまで食い意地張ってないので、どうしてこうなったのかわからない。保育園で弱肉強食だったりするんだろうか。まあたくましく育ってくれれば、と思って特に叱ったりはしないんだけど。
ダメもとで、クッキー一個ちょうだい？て言ったら「だめ」って。やっぱり。見かねた奥さんが娘に一個ちょうだい？て言ったら「はい、あげる」だって。いよいよ娘らしくなってきたなあ。
