非とんねるず世代

カラオケ行ってね、先輩と「一番偉い人へ」を歌ったんですよ。あの歌、大人になってからその良さに気づくよね。さいこーですよ。

 

そしたら後輩(30歳)が「この歌知らないです」って。まってくれよ、情けねぇは知ってる?「知らないです」ええー!ガラガラヘビは?「知らないです」えええーー!「っていうか、とんねるずって歌出してたんですね。食わず嫌いのイメージくらいしか・・。」

ショックだ。俺と彼の年齢差、たった5歳。でもここには、完全に「とんねるず世代の区切り」が存在している。それはある意味、「昭和を知るか否か」と近いんじゃなかろうか。

 

たった5年の差でも、ジェネレーションギャップを感じることがある。この事実から目を背けて、「なんで知らねぇんだよ!常識だろ!」とかいうのは、もはや老害なんだろう。

俺は、俺たちは、あの頃のとんねるずのカッコよさを良き思い出として、ポッケの奥に突っ込む。そうか、これが年を重ねるということか。

 

♪一番偉い人へ・・俺たちは・・今何を恐れるか・・

娘に手を上げ、そして抱きしめる

二女(0歳)が驚くほどパワフルだ。全然寝ない。すげー食う。すげー泣く。しかも泣く時って「ぴろ〜ん」っていうかわいいやつじゃなくて、なんていうの、悟空が超神水飲んだ時みたいな。いや、超神水どころか、嫁の乳しか飲んどらんやろ。

出かけようが家にいようがずっと泣いてて、この子疲れないのかな?って思ったら合間合間「はあ、はあ…。」ってめちゃくちゃ疲れてる。いやちょっと待って、そこまでして泣く理由が、一体どこにあんのよ。

 

あんまりうるさいもんだから「うるさいよ!」って小突いたら、「界王拳4倍だーー!!」くらいの泣きっぷりになってしまった。一回うるさすぎて、お隣が「赤ちゃん、大丈夫ですか?」ってウチに来ちゃったよ。いや、幼児虐待はしてません。されてるのはむしろ、私と妻です!

もうクタクタになりすぎたので、「泣いてる時、こいつはセミなのだ」と考えることにした。ちょっと何言ってるかわからないと思ったでしょ?俺だってわからねぇよ。セミが鳴いてるってことにすれば、「まあそら鳴くわな」って思える、そういうことにしたんよ。立派なライフハックでしょ?発言小町あたりに書いたらボコボコにされるだろうけど。娘さんを昆虫扱いですか!みたいな。うるせーバカ!事件は発言小町で起こってるんじゃない、現場で起こってんだ!

 

しかし、時折見せる笑顔が、悔しいほど俺に似ているので、全てを許してしまう。ちくしょう、俺の娘じゃなかったら、ぶん殴ってる。でも俺の娘だから、抱きしめてやる!

インスタグラムがわからない

わたくしね、35歳にもなってまだバンドやってるんすよ。んで、せっかくだからいろんな人に聴いてもらいたい、知ってもらいたい。あわよくば若い子にも!と思いましてね。よーし、若い子に媚びまくろう!と。そのためには、インスタグラムや!てなりまして。バンドでインスタはじめたんですね。

 

しかし、使い方全然わかんねぇ〜!ストーリーて何やの?と若い子に聞いたら「1日だけ公開する動画ですよ」って。意味わからん。そんな刹那に生きる時代なの?にいたん、ストーリー、なんで1日で消えてしまうん…?(火垂るの墓の節子のトーンで)

でもまあ、とにかくやってみよう!って事で写真をアップしてみたりして。そしたら優しい若者が「いいね!」て。おおー!って。よろこぶおじさん。

でもおれ知ってる。ここで調子に乗ってガンガン写真をアップしたら、たちまちスーパーゲロキモおじさんだ。こういうことで一喜一憂する35歳なんて、ろくなもんじゃないよ。

 

ってことで、次に写真アップするのは、来週くらいにしようかな。こうやって、若者との距離は離れていく。