キミだけのクリスマスを楽しんで

12月初旬から2歳の娘に「サンタさんからのプレゼント、何が欲しい?」と聞いてたのだけど、「え?」とか「おとしゃん、ごはん」とか、ぜんぜん決まらない。なんでだよ。トボけるポイント間違えすぎだろ。

 

こうなったら実力行使や!ってことで12月23日、オモチャ屋に連れて行って「どれがほしい?」作戦を決行した。喜ぶ娘。

そして「これがいいー!」と決まった模様なので、オッケー、お父さんサンタさんにお願いしとくから、今日は帰ろう、と言ったところ「やだぁぁぁぁぁあああ!今ほしい!!」てなった。そらそうか。反省した。

 

いやね、実際は買うのよ、このあと。だけど24日に君の枕元に仕込むっていうイベントが必要だから、こっそり買って持って帰るっていう、父の事情もあんのよ。と説明したい気持ちをよそに「今ぁぁぁああ!!」て言ってる。うーむ。

「サンタさんが届けてくれるって言うからさ、待ってみようぜ」「お父さん、今お金持ってないんだよ」とか必死の説得をしてその場から引き剥がし、こそっと買って帰宅。24日の夜枕元に仕込んだ。クタクタやで。

 

で、25日の朝、俺より先に起きた娘が「あれあれあれあれあれ~?」って。「これ、ほしかったやつだよ」って。キミ、そんなにはっきり日本語しゃべれるんかい。いい子にしてたからサンタさんが届けてくれたんだね、よかったね、って。素敵な瞬間ですよ。

しかしそこから先はオモチャを使った地獄のレジ遊びごっこが始まりまして。まさかの23時半まで寝ないという新記録も樹立。ちょっともう、お父さんもお母さんもレジ飽きた!本日は閉店ですから、頼むからもう寝ましょう、お客様!って。

 

メリークリスマス。

すぐ好きになっちゃうし、すぐ忘れちゃう

男2人で酒。新宿の居酒屋は、どうしてこうもガヤガヤしてんだろうね。

 

そんな中、注文をとってくれた女の子がとても丁寧。お皿お下げしましょうか?お次のお飲み物いかがですか?って、笑顔で。そしたら一緒に飲んでたやつが「俺、あの娘が好きかも・・」って。恋のスピード感が異常なほど早いわ。

 

まあでもわたくしもね、わかる!こんな丁寧に接客されたら、あんな笑顔見せられたら、あの娘がとびきり美人かそうじゃないかなんて関係ない。ちょっと、好きになるよそりゃ。そのくらいのちょろさでおなじみだよ、俺ら。

でも我々が素晴らしかったのは、「それを本人に伝えだしたら厄介な客だから、絶対にやめようぜ」ってこと。あの娘が気持ちよく働くためにも、節度をもった客として振舞った。

店を出るときも笑顔で「ありがとうございました!」って言われて、ちくしょう、あんた素敵だよ!って思いを心にしまって店を出ようとした。

 

そしたらレジ担当の女の子がめっちゃ可愛いのな。お金払った後エレベーターで、「あのレジの娘可愛くなかった!?」「可愛かった!やべーー!!」「好きかもーー!!」って。もうほんと最低。

続・俺様をイクメンと呼ぶな

「出産・育児応援制度を活用しよう!」みたいな読み物があって、よくよく読んだら内容がひどいので憤怒したよ。フンヌ。いやね、「父親が育児をするメリット」というお題目で、

 妻の信頼を得られる/妻の大変さを実感できる/妻に優しくなれる

て書いてある。だから育児しろ!育児休暇とれ!とな。いやいやいやいやいやいや、ちょっと待って欲しい。

 

私は妻の信頼を得たいがために、大変さを実感したいがために、そして妻に優しくしたいために子供の面倒を見ているつもりは一切ないのです。ほんとに、まじでない!ではなぜ娘の面倒を見るかと言えば、極論「娘が困るから」の1点に尽きる。

例えば奥さんが出かけちゃって、その間娘が「おとしゃん、おしっこ」といえばトイレに連れて行く。だってひとりじゃまだ便座に座れないからね。「おとしゃん、ごはん」といえばなんか作って食べさす。だってひとりでごはんの準備できないからね。

 

これらのプロセスを経て、別に妻の信頼を得られると思ってないし、大変さも実感しないし、妻に優しくなれないよ。だって、ふつうのことだもの。

なので、こんな理由付けで「育児休暇を取ろう!イクメンになろう!」と言われちゃうのすごいイヤだわ!逆にイクメンになりたくないし、イクメンになぞなったら恥ずかしくて外出れんわ!ハッキリと言おう!俺は、俺の娘だから、娘の面倒を見ているだけなのだ!

 

そしてなにより、俺と妻との関係性など、放っておいてほしい!育児、家事、全部ひっくるめて、俺なりにうまいことやるわ!育児の力なんか借りんでも嫁の信頼勝ち取ってみせるし、何よりこんな小さなことでブーブー言うほど、ウチの嫁はヤワじゃないぜ!

 

 

ちなみに第一弾はこちら。