こんな時代の年賀状

で、年賀状よ。ごめんなさい正直言います。めんどくせぇ〜!め・ん・ど・くせぇ〜〜。いやね、年賀状を出すことそのものがめんどいんじゃないんよ。むしろちゃんと新年のご挨拶をしたい人はたくさんいるので、それはちゃんとやります。大人だもの。

何がめんどくさいって、不足分の返信をしないといけないじゃないですか。ああ、この人に年賀状出してなかった、大変失礼しました、っていうアレ。アレのね、1月1日にそれに気づいて対応する分には全然いいんですよ。1月3日のヤツがめんどくさいのよ。

 

ピンと来てない方に、丁寧に説明しますね。例えば後輩のAってのがいますよね。後輩のくせに無礼千万なヤツですよ。でもまあ、一応自分を慕ってくれているから付き合いは長い、と。で去年は年賀状が来なかったもんだから、今年は出さなくていいか、と。ここまでいいですか。こういうことあるでしょ?

で1月1日、Aから年賀状来てない。よし、と。でも1月3日になって届くんですよ。これどういうことかっていうと、ヤツは1月1日に間に合うように出せてないんですよ、年賀状を。その時点でもう俺に失礼だろ!て思うんですけど、これに返信しなきゃいけないじゃないですか。これが!これがめんどくせぇ〜〜〜!!

 

かといってLINEで「あけおめっス」みたいなやつもいらねぇからな!って思うわけ。あえて未読のまま3が日を過ごすからな!って。どう俺、正月早々めんどくさいでしょ?そんな俺だけど、今年もよろしくね。

先生、きょとんとしないで

長女に「パーマン」を見せてるんですね。自分が藤子不二雄アニメで育った世代だし、amazonプライムで見れるし、1本10分くらいなので区切りもいい。何より藤子不二雄先生の作品はほぼ全て名作だ。安心して見せられるね。

ところがどっこい、問題が起こった。保育園で「将来なりたいものは?」みたいな話になった時に長女ったら「パー子」って言ったらしい。

 

パー子。パーマン3号であり、その正体は星野スミレというアイドル歌手。いや、わかるよ。正義感があって、強くて勝気で、アイドル歌手でもある。戦隊ヒーローモノと安室ちゃんをこよなく愛す長女からすれば、そのハイブリッド型であるパー子になりたいというのは、非常に理にかなっている。理解できる。

 

一方で、理解できないのが保育園の先生方だ。「パー子?」てなる。なるよそりゃ。でも子供のことを一生懸命理解しようと努めるから、パー子のことを調べるんだけど、パー子っつったら林家の方なのよ、ふつうは。まるでアンジャッシュのコントのような勘違いが起こってしまっている。

きっと保育園の先生方からは「あそこの親御さんやべえ、パー子て」って思われてるんだろうけど、もうこうなったらそれでいい。むしろそっちへ走り出そう。俺ペーの役やるから、「ハッハー!」っつって写真撮りまくれ、長女!

俺のスノースマイル

冬になってきて、娘が「手が冷たい」というので、よしじゃあ手貸してみ、ってことで私のポッケに突っ込んだ。「あったかいねぇ」と。これは、もうモロにバンプスノースマイルではあるまいか。

でもあれって、最後お別れしちゃう悲しい歌なんだよなーって思ったんだけど、まあいつかは娘も家を出て行っちゃうからなあ、ってしんみりしてしまいまして。

 

まだ4歳の娘が、反抗期も思春期も迎えていない娘が、いつか出て行ってしまうことに落ち込む36歳。誰かが言った。未来に抱えた不安を想像して落ち込むことほど無駄なことはないと。でもさあ、そういうことじゃないんすよ。

何年かかけて、ちゃんと子離れする準備をしておかないといけない。父親ってのは、結構辛い役回りですね。うまくできるやろか、おれ。

 

♪僕の右ポケットに しまってた思い出は やっぱりしまって歩くよ 君のいない道を

 

よくできた歌だなあ、ほんとに。